Lightsphere vs WhaleTale vs Puffer
前回の予告どおり、今回は私が今持っているフラッシュ・ディフューザーの比較レポートをしたいと思います。
まずは、「Lightsphere」
AF540FGZに装着するとこんな感じです。
これは「Lightsphere」を販売しているGary Fong氏が出した最新のディフューザーです。
写真からわかるように、2枚のフラップが付いていて、これらの角度を調整したり、開け閉めすることで、フラッシュ光の方向と強さを調整することができます。
また前後の形状が異なっていて、向きを変えることでも光を調整することができます。
左側の垂直な面を被写体に向けると光がよりソフトになりポートレート向き、反対側はより強い光が出て集合写真向き、だそうです。
装着時はこんな感じ。
Lightsphereはフラッシュのサイズにあわせて4サイズありますが、WhaleTaleはワンサイズです。
でも写真のようにベルクロで止めるのでかなりしっかり装着できます。WhaleTaleを持ち上げるとカメラも一緒に持ち上がってしまうほど。
もう一つ私が気に入った点は、ベルクロベルトを使ってバッグのストラップに付けて持ち歩くことができますので、バッグのスペースを必要としないところです。(デモビデオでGary Fong氏もそうやっていました)
Lightsphereはバッグのスペースをかなり喰ってしまって困っていたので、これはかなり嬉しいポイントです。
両方を並べて見たところ。
WhaleTaleは上側のフラップを上げると、Lightsphereよりも高くなります。Gary Fong氏はビデオで、この状態だとWhaleTaleの2倍の高さ、と言っていますが、実際に光る部分だけだと1.5倍程度に思えます。
これもGary Fong氏が販売しているものです。
ホットシューに装着します。便利なのは、これを装着したままでフラッシュのポップアップができることです。つまり撮影時はフラッシュを使わなくてもずっと付けっぱなしにしておけるということです。
あと、全体が硬いプラスティックなので折りたたんだりはできませんが、マウント部分とディフューザー部分はばらばらにして保管できますので、それほどスペースは使いません。
効果のほどですが、数回の撮影で使ってみましたが、まあ無いよりはましかなという程度でしょうか。
ということで今回はこれまで。次回は実際に撮り比べた結果を紹介したいと思います。