2007年11月03日

CANON EOS 5D

20071027-032.JPG

ニコンD40に続き、またまたひょんなことからキヤノン5Dを借りることができました。
しかもこの5Dは買い取らないかと言われていて、1ヶ月使ってみて決めることになっています。

レンズはタムロンのA09を一緒に貸してもらっています。(これも買取対象)

ちょうどハロウィーンのイベントなどもあってすでに千枚ほど撮りました。以下雑感です:

・ボケと解像度はさすがフルサイズ、本当に素晴らしい。当たり前だが、ボケはフィルムに近い感じ。
・サイズはK10Dより一回り大きいが、グリップの握り感覚はよく、K10Dと重さの差はほとんど感じない。
・K10Dに慣れているせいもあるが、レリーズボタン手前の電子ダイヤルは使いにくい。
 (やはり親指で電子ダイヤルを回したい)
・再生時のサブ電子ダイヤルをくるくる回すインターフェイスは気に入った。
・ISO設定とか露出補正の操作がやりにくく感じる。特に、露出補正は測光メーターが動いている間でしか変更できないので不便。
・さすがにフルサイズ、ファインダーは大きく見やすい。MFもやりやすい。
・AF、中央のAFポイントは精度・速度ともに素晴らしい。暗い場所でもびしばしフォーカスする。
・が、周りのAFポイントは精度・速度ともそれほどよくなく、迷うことも多い。
 (ただし、レンズがタムロンのA09しかありませんので、純正レンズを使った場合はぜんぜん違う可能性もあります。現にA09のレビューを読むとAFはあまりよくなさそうです。)
・高感度はISO1600でもカラーノイズはほとんどなくびっくり。でも、つぶれた感じの描写になり画質的にすごく良いとは言えないと思う。モニターサイズで見る限りはなかなか良い。
・オートホワイトバランスはK10Dよりは自分の好みに出てくれるが、補正が必要な場合の方が多い。特にミックス光源では不安定。
・これもA09との組み合わせた場合だけかも知れないが、露出は少し明るめ。特に逆光などは背景が完全に飛んでしまうような露出になる。
 逆光でハイスピードシンクロをする場合にこれが問題で、せっかく日中シンクロしても背景が飛んでします。なので、マイナスの露出補正が必要。
 (これは評価測光が優秀すぎるということなのかな)
・フラッシュ使用時、絞り優先AEではシャッター速度が固定されない。例えばK10DやD40だとシャッター速度は1/60に固定されるが、5Dではフラッシュ使わない時と同様にシャッター速度がどんどん遅くなってしまう。絞り優先AEではスローシンクロモードということかな。
 (プログラムAE時は1/60固定になります)

ということで、操作性などはK10Dの方がずっといいのですが、なんと言ってもボケの素晴らしさとMFしたくなるファインダーが気に入りました。

ただ今気になっているのは、肌がつぶれたようになる場合があることで、特に暗めな環境で感度上げた場合に顕著です。

とにかくもう少しいろいろなシチュエーションで使ってみたいと思っています。

あと、M42レンズのアダプタも手に入れたので、近いうちに同じレンズで5DとK10Dを比べてみようと思います。
そういえば、5Dの方はM42レンズでも露出補正はほぼ必要なくて、中央以外のAFポイントでもスーパーインポーズができたり、M42レンズ使用に限ってはK10Dより使い勝手がよかったりします。
 

最後に5Dで撮った写真を少しだけ。Photolog@SiliconValleyの方でも随時アップしていきます。

20071027-224.jpg

 - Image Information - 
MakeCanon
ModelCanon EOS 5D
Software
Lens Tamron SP AF 28-75mm f/2.8 XR Di LD
Focal Length75.0mm (mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/640 sec
ApertureF3.5
Exposure Adjust-1/3
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White BalanceCustom
FlashOn
Date Taken2007:10:27 13:23:03-07:00

20071027-024.jpg

 - Image Information - 
MakeCanon
ModelCanon EOS 5D
Software
LensSMC Takumar 55mm F1.8
Focal Length55.0mm (mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/50 sec
ApertureF2.0
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO800
White BalanceCustom
FlashOff
Date Taken2007:10:27 17:01:23-07:00

20071026-057.jpg

 - Image Information - 
MakeCanon
ModelCanon EOS 5D
Software
LensSMC Takumar 55mm F1.8
Focal Length55.0mm (mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/100 sec
ApertureF2.4
Exposure Adjust+2/3
Metering ModeMulti-segment
ISO1600
White BalanceCustom
FlashOff
Date Taken2007:10:26 19:57:16-07:00

2007年10月18日

NIKON D40

20071013-181.jpg

 
20071013-164.jpg

 
ひょんなことからニコンのD40をしばらく借りることができました。

ペンタックス以外のメーカーの一眼レフを本格的に使うのは初めて。
まだ200カットほどしか撮影してないですが、確かに世間の評判通り良いカメラです、これ。
以下、使ってみての雑感を並べます:

・機能はいろいろと制限されているものの、必要最低限はあって、使い勝手もなかなかいい。
・評判通り高感度のノイズは少なく、ISO800が常用できる感じ。
・露出はオーバー目で、特に日中の屋外だと簡単に白飛びしてしまうので、常時-0.3~-0.6くらい補正した方がよさげ。
・たぶんネオ一眼と言われるやつに近いサイズ・重さだと思いますが、グリップ感はなかなか良いです。(妻が、これなら私にも撮りやすい、と感心していました)
・オーバー目な露出のせいで、室内だとシャッター速度が低く目になりやすく、軽さもあってか手振れしやすい。
・オートホワイトバランスは室内でもほぼ100%私の好みどおりの結果がでる。(これがすごく気に入った)
・高感度が使えるのに、ISOオートが全自動モードでしか使えないのは残念。
・レンズは純正18-70mm F3.5-4.5で超音波モーター付きですが、さすがにAFは静か。
・暗い室内でもAFは速く・正確。迷いもほとんど無し。
・明るい屋外でのAF速度はK10Dと比べて少し速いかな程度。
・AF測距点が3点はちょっと少ないかな。(でも、もちろん1点よりはずっといい)
・内蔵フラッシュの調光がよさげ。比較的近距離で撮ってもテカテカにならない。
・電子シャッターのためかシンクロ速度は1/500秒とけっこう高速。

という感じで、JPEG撮りでレタッチ不要な写真を撮るなら最適ではないかと思います。つまりエントリー機としては最適の1台だと思います。
これにボディ内手振れ補正が付いていたら本当に完璧です。

私もリナの学校のイベントなんかで写真撮る時は、なるべく手をかけないで、他の親御さんたちに写真あげたいので、正直これ欲しいです。
ボディ内手振れ補正なくても標準ズームにVRが付いただけでもいいですね。18-200mmはVR付いているようですが、ちょっとD40とはバランスよくないですし。

それにしても暗い場所でのAF、はっきり言ってショックです。ニコンならエントリー機でもここまでできるのに、ペンタックスはもうちょっと改善できないものなのでしょうかね。

最後にD40で撮った写真を1枚。JPEG撮って出し、レタッチ無しです。

20071013-052.jpg

 - Image Information - 
MakeNIKON CORPORATION
ModelNIKON D40
Software
LensAF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-F4.5G
Focal Length70.0mm (105mm in 35mm film)
Exposure ProgramProgram AE
Shutter Speed1/500 sec
ApertureF5.6
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White BalanceAuto
FlashAuto, Fired, Return not detected
Date Taken2007:10:13 13:18:53

後でPhotolog@SiliconValleyの方でも何枚かアップします。

では。

2007年09月17日

iPhone

20070916-005.JPG

カメラにほぼ関係ない話題ですが、最近私の「おもちゃ」が2つ増えました。
そのうちの1つがこの「iPhone」。(ちなみにもう1つは車、これについてはまた後日)

あまりモバイルガジェットには興味の無い私ですが、このiPhoneについては知人のを触らせてもらって無性に欲しくなってしまいました。

と、タイミングよくアップルが一気に200ドルも値下げ。即購入しました。

週末ずっと使ってみましたが、いや本当に良いです。美しく、かつ操作も楽しい。

外出時にはGoogle Mapがナビ代わりになるし、ちょっとした暇つぶしにもなって便利です。

問題はけっこうな金額の月額使用料(60ドル)。他のところで少し節約しないと。
 
20070916-095.JPG

裏側も美しいです。200万画素のカメラも付いています。

 
20070916-113.JPG

あまりにも綺麗なので保護フィルム貼って、プラスティックの保護ケースに入れています。

保護ケース付けても何となく「スーパーヨーヨー」っぽくてけっこう気に入っています(笑)

 
20070916-106.JPG

Photolog@SiliconValleyも問題なく表示できます。

日本語入力は標準ではできませんが、Webアプリを使うことでとりあえず入力はできています。

次回のソフトウェアアップデートで日本語入力がサポートされるという噂もあって、そうなるとますます便利になるなぁ。

 
最後にiPhoneで撮った写真。
IMG_0021.jpg

それほど明るくない室内でこのくらいに撮れればまあOKかなという感じです。

 
日本では来年ソフトバンクから発売されるようですが、iPod Touchの方が先に発売されますし、モバイルガジェットで先を行く日本では米国のように大ヒットすることはないような気がします。

では。

2007年09月11日

Planar 1.4/85 vs FA77mm vs Jupiter-9

手持ちの画角の似たレンズで撮り比べてみました。

Jupiter-9の開放はかなり甘くたぶん比較にならないと思ったので、F2.8で比べてみました。
すべてRAW撮り、SilkyPix Developer Studio 3にて露出補正以外はデフォルト設定で現像しました。

1枚だけで結論を出せるものでもないと思いますが、あまり大きな差はないが、強いて選べばやっぱりPlanar 1.4/85がいいかなぁ、という感じです。

まず、Planar 1.4/85です。

20070902-078.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/125 sec
ApertureF2.8
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200

次にFA77mm。

20070902-082.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
Lenssmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
Focal Length77.0mm (115mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/60 sec
ApertureF2.8
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance

最後はJupiter-9。

20070902-084.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensMC JUPITER-9 85mm F2.0
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/125 sec
ApertureF
Exposure Adjust0.7
Metering ModeCenter-weighted average
ISO200
White Balance

ボケでは、Planarが一番柔らかく、FA77はもっとすっきりした感じ、Jupiter-9はちょっと重たげ。でも3本とも綺麗なボケだと思います。

コントラストはFA77が一番高く、Planarも十分、Jupiter-9はやはりちょっと低めですね。

発色は、特に肌の部分に関してPlanarが好きです。

ということで、3本とも良いのですが、1本だけ選ぶとしたら私はPlanarを選ぶと思います。

とは言え、FA77も決して手放したくはないレンズです。

Jupiter-9も悪くないのですが、使い勝手でかなりマイナスなので近いうちに売ってしまおうかと思っています。


参考までにほぼ同じ構図をPlanar開放で撮ったもの。

20070902-026.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/400 sec
ApertureF1.4
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance

私的にはこれが一番好きです。

あと写真ブログ Photolog@SiliconValleyの方でもPlanar 1.4/85で撮った写真を随時アップしています。


2007年09月07日

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK 続き

まずは各絞りでの比較。もっとボケがよくわかる背景のものもあったのですが、開放でピントを外していたのでボツです。
(開放ではピントが正確に合っているものはほとんどなく、かなり厳しいです。コンタクト作り直そうかと真剣に考えています。)

RAWで撮影、SilkyPix Developer Studio 3.0にて露出とホワイトバランスのみ補正、それ以外はすべてデフォルトで現像しました。

まずは絞り開放(Av:1.4, Tv:1/400)。イメージをクリックするとオリジナルサイズで見ることができます。

20070902-069.jpg

ちょっとピントが怪しい気がしますが、(オリジナルサイズでみると)少し甘い感じです。モニターいっぱいくらいのサイズでもシャープに見えますので、私的には十分使えるレベルです。

 
次はF2.0 (Av:2.0, Tv:1/200)。

20070902-070.jpg

1段絞っただけで私にはもう十分シャープです。

 
F2.8 (Av:2.8, Tv:1/100)。

20070902-071.jpg


 
F4.0 (Av:4.0, Tv:1/40)。少しブレています。

20070902-072.jpg


 
最後にF5.6 (Av:5.6, Tv:1/25)。これも口元がブレています。まあこのシャッター速度なので仕方ないかな。
リナにしてはよく動かないでいてくれた方(笑)

20070902-076.jpg


ということで、私的にはやはり開放~F2.0までの柔らかなボケ具合がなんとも言えず好きですね。背景の丸ボケを楽しむならF2.8~F4.0くらいでしょうか。

次回は手持ちのFA77mm、Jupiter-9と比較してみたいと思います。

以下、撮影時の共通データです。

 - Image Information - 
MakePENTAX Corporation
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance
FlashOff
Date Taken2007:09:02 14:48:41

2007年09月05日

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK、購入してしまいました。(米国では販売されていないようなので日本から取り寄せ)

20070904-019.JPG

比較用にFA77mm F1.8 Limitedと一緒に撮っていますが、いやあデカイですね、こいつは。

20070904-021.JPG

20070905-005.JPG

K10Dに装着した状態です。付属のフードも付けています。

どっしりと重いので構えた時のバランス的にはバッテリグリップを装着した方がいいです。
が、バッテリグリップ装着した状態ではレンズの重みで前に倒れてしまうので、この写真撮影用にはずしました(笑)

使用感ですが、ピントリングの動きが思ったよりスムーズではなかったです。
重いのはいいのですが、もう少し滑らかに動いてくれるともっと使いやすかったかな。
(もしかしたら個体不良かなぁ)

とりあえず絞り開放ばかりでいろいろと撮っていますが、やはりピント合わせがシビアで大変です。
最近あまりMFしてなかったのでしばらく修行が必要そうです。

撮った写真については次回のエントリでいくつかアップしたいと思います。

では。

2007年09月04日

Lightsphere vs WhaleTale vs Puffer 続き

さて、次はそれぞれのディフューザーを使用して撮った写真です。

本当は同じ写真で比べたかったのですが、言うこと聞かないモデルのため、少しずつ違うカットなのはご了承ください(笑)

まずは内蔵フラッシュを直射したもの。

20070831-050.jpg

次に内蔵フラッシュに「Puffer」を装着したもの。
20070831-052.jpg

大きな違いは見られませんが、クッションの影など少しはソフトな光になっているのがわかると思います。

 
次は外付けフラッシュAF540FGZを直射したもの。
20070831-053.jpg

さすがにかなり強い光があたっていますね。

 
さて、次はAF540FGZで天井バウンスしたもの。
20070831-054.jpg

フラッシュ光はかなりソフトになっていますが、顔に影ができているのが気になりますね。後ろの棚の下にも暗い影ができています。

 
次は「Lighsphere」を装着して天井バウンスしたものです。
20070831-056.jpg

ソフトなフラッシュ光が全体によくまわっています。

 
最後は「WhaleTale」を装着して天井バウンスしたもの。
20070831-058.jpg

Lightphereと同様に光が全体によくまわっています。上のLightsphereの場合よりも上からの光が若干強いですね。
これは上側のフラップをオープンにしたのでWhaleTaleよりも強い光が天井からバウンスされてあたっているからだと思います。
フラップをクローズ状態にしていれば上のLightsphereとほぼ同じ結果になっただろうと思います。

このように、ディフューズ効果自体はLightsphereとWhaleTaleで特に差は感じられませんが、WhaleTaleはフラップの調整で光の強さと向きをコントロールできるところがLightsphereと比べてよいところです。

(Lightphereでもドームと呼ばれる蓋のような部分を取り外したり、クロームドームと呼ばれるクロームメッキのドームに変えることで強めの光を出すことはできます。しかしWhaleTaleはフラップの向きを調整するだけで無段階に調整できます。)
 

以下、撮影時の共通データです。

 - Image Information - 
MakePENTAX Corporation
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
Lenssmc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
Focal Length43.0mm (64mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/60 sec
ApertureF4.0
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO100
White BalanceAUTO
FlashOn

2007年09月02日

Lightsphere vs WhaleTale vs Puffer

前回の予告どおり、今回は私が今持っているフラッシュ・ディフューザーの比較レポートをしたいと思います。

まずは、「Lightsphere」
AF540FGZに装着するとこんな感じです。

20070831-007.JPG

次に「WhaleTale」
これは「Lightsphere」を販売しているGary Fong氏が出した最新のディフューザーです。

20070831-34.JPG

写真からわかるように、2枚のフラップが付いていて、これらの角度を調整したり、開け閉めすることで、フラッシュ光の方向と強さを調整することができます。

また前後の形状が異なっていて、向きを変えることでも光を調整することができます。
左側の垂直な面を被写体に向けると光がよりソフトになりポートレート向き、反対側はより強い光が出て集合写真向き、だそうです。

装着時はこんな感じ。
Lightsphereはフラッシュのサイズにあわせて4サイズありますが、WhaleTaleはワンサイズです。
でも写真のようにベルクロで止めるのでかなりしっかり装着できます。WhaleTaleを持ち上げるとカメラも一緒に持ち上がってしまうほど。

20070831-005.JPG

もう一つ私が気に入った点は、ベルクロベルトを使ってバッグのストラップに付けて持ち歩くことができますので、バッグのスペースを必要としないところです。(デモビデオでGary Fong氏もそうやっていました)
Lightsphereはバッグのスペースをかなり喰ってしまって困っていたので、これはかなり嬉しいポイントです。

両方を並べて見たところ。

20070831-32.JPG

WhaleTaleは上側のフラップを上げると、Lightsphereよりも高くなります。Gary Fong氏はビデオで、この状態だとWhaleTaleの2倍の高さ、と言っていますが、実際に光る部分だけだと1.5倍程度に思えます。

 
さて、もう一つは内蔵フラッシュ用のディフューザー「Puffer」です。
これもGary Fong氏が販売しているものです。

20070831-010.JPG

20070831-012.JPG

ホットシューに装着します。便利なのは、これを装着したままでフラッシュのポップアップができることです。つまり撮影時はフラッシュを使わなくてもずっと付けっぱなしにしておけるということです。

あと、全体が硬いプラスティックなので折りたたんだりはできませんが、マウント部分とディフューザー部分はばらばらにして保管できますので、それほどスペースは使いません。

効果のほどですが、数回の撮影で使ってみましたが、まあ無いよりはましかなという程度でしょうか。

ということで今回はこれまで。次回は実際に撮り比べた結果を紹介したいと思います。

2007年09月01日

新ブログ

新しいブログ始めました。ここではカメラ機材と写真について勝手に語りたいと思います。

また、読んでくださる方にとって少しは参考になるような情報も提供できたらと思っています。

もちろん PhotoLog@SiliconValley の方も写真ギャラリーとして更新していきます。

それでは、まず第1回目は私の使っている機材を紹介したいと思います。

まずはメインカメラ。通称「Homer Jセット」です。
にせオヤジさんの「にせオヤジセット」に対抗して名付けました(笑)

20070831-019.JPG

PENTAX K10D + BG-20 + SIGMA 70-200mm F2.8 APO EX DG + AF540FGZ + Lightsphere

このセットは気力と体力のある時にしか持ち出せません・・・

K10Dには概ね満足しています。が、上位機種が出たらきっと買い換えるだろうと思います。


次はフィルム用のカメラ。

20070831-027.JPG

PENTAX Z-1P + smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

Z-1Pはハイパープログラムなど操作系がK10Dと似ているのでとても使いやすいです。
(正確にはK10DがZ-1Pに似ていると言うべきですが、K10Dの方を先に買ったので)

残念な点は、ハイスピードシンクロに対応していないのと、AF測距点が中央1点なことです。
まあ、10年以上も前のカメラなので仕方ないですね。


次にレンズですが、面倒くさいので写真は省略・・・

・smc PENTAX-A 28mm F2.8
・smc PENTAX-A 50mm F2.8 MACRO
・smc PENTAX-DA 21mm F3.2 limited
・smc PENTAX-DA 50-200mm F4.0-5.6
・smc PENTAX-FA 43mm F1.9 limited
・smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
・SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC
・SIGMA 14mm F2.8 EX
・SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC
・SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
・SIGMA 70-200mm F2.8 APO DG
・SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG
・Super-Multi-Coated TAKUMAR 105mm F2.8
・SMC TAKUMAR 55mm F1.8
・MC Jupiter-9 85mm F2.0
・smc PENTAX-A 50mm F1.4
・smc PENTAX-DA 16-45mm F4.0 ED
・smc PENTAX-FA 50mm F1.4
・smc PENTAX-M135mm F3.5
・TAKUMAR Bayonet 135mm F2.5
・TAKUMAR S-M-C 135mm F3.5

現在のメインは、DA21mm, FA43mm, FA77mm, SIGMA 70-200mm F2.8 あたり。


最後はスナップ用のコンパクトカメラ。

20070831-029.JPG

FUJIFILM KLASSE S

これもフィルムカメラです。コンパクトでも画質優先で選んだらフィルムカメラになってしまいました。

デザインも気に入っています。これで撮影した写真は PhotoLog@SiliconValley の方で何枚かアップしています。

ではまた。

次回はディフューザーの比較レポートをしたいと思います。