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2007年09月 アーカイブ

2007年09月01日

新ブログ

新しいブログ始めました。ここではカメラ機材と写真について勝手に語りたいと思います。

また、読んでくださる方にとって少しは参考になるような情報も提供できたらと思っています。

もちろん PhotoLog@SiliconValley の方も写真ギャラリーとして更新していきます。

それでは、まず第1回目は私の使っている機材を紹介したいと思います。

まずはメインカメラ。通称「Homer Jセット」です。
にせオヤジさんの「にせオヤジセット」に対抗して名付けました(笑)

20070831-019.JPG

PENTAX K10D + BG-20 + SIGMA 70-200mm F2.8 APO EX DG + AF540FGZ + Lightsphere

このセットは気力と体力のある時にしか持ち出せません・・・

K10Dには概ね満足しています。が、上位機種が出たらきっと買い換えるだろうと思います。


次はフィルム用のカメラ。

20070831-027.JPG

PENTAX Z-1P + smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

Z-1Pはハイパープログラムなど操作系がK10Dと似ているのでとても使いやすいです。
(正確にはK10DがZ-1Pに似ていると言うべきですが、K10Dの方を先に買ったので)

残念な点は、ハイスピードシンクロに対応していないのと、AF測距点が中央1点なことです。
まあ、10年以上も前のカメラなので仕方ないですね。


次にレンズですが、面倒くさいので写真は省略・・・

・smc PENTAX-A 28mm F2.8
・smc PENTAX-A 50mm F2.8 MACRO
・smc PENTAX-DA 21mm F3.2 limited
・smc PENTAX-DA 50-200mm F4.0-5.6
・smc PENTAX-FA 43mm F1.9 limited
・smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
・SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC
・SIGMA 14mm F2.8 EX
・SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC
・SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
・SIGMA 70-200mm F2.8 APO DG
・SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG
・Super-Multi-Coated TAKUMAR 105mm F2.8
・SMC TAKUMAR 55mm F1.8
・MC Jupiter-9 85mm F2.0
・smc PENTAX-A 50mm F1.4
・smc PENTAX-DA 16-45mm F4.0 ED
・smc PENTAX-FA 50mm F1.4
・smc PENTAX-M135mm F3.5
・TAKUMAR Bayonet 135mm F2.5
・TAKUMAR S-M-C 135mm F3.5

現在のメインは、DA21mm, FA43mm, FA77mm, SIGMA 70-200mm F2.8 あたり。


最後はスナップ用のコンパクトカメラ。

20070831-029.JPG

FUJIFILM KLASSE S

これもフィルムカメラです。コンパクトでも画質優先で選んだらフィルムカメラになってしまいました。

デザインも気に入っています。これで撮影した写真は PhotoLog@SiliconValley の方で何枚かアップしています。

ではまた。

次回はディフューザーの比較レポートをしたいと思います。

2007年09月02日

Lightsphere vs WhaleTale vs Puffer

前回の予告どおり、今回は私が今持っているフラッシュ・ディフューザーの比較レポートをしたいと思います。

まずは、「Lightsphere」
AF540FGZに装着するとこんな感じです。

20070831-007.JPG

次に「WhaleTale」
これは「Lightsphere」を販売しているGary Fong氏が出した最新のディフューザーです。

20070831-34.JPG

写真からわかるように、2枚のフラップが付いていて、これらの角度を調整したり、開け閉めすることで、フラッシュ光の方向と強さを調整することができます。

また前後の形状が異なっていて、向きを変えることでも光を調整することができます。
左側の垂直な面を被写体に向けると光がよりソフトになりポートレート向き、反対側はより強い光が出て集合写真向き、だそうです。

装着時はこんな感じ。
Lightsphereはフラッシュのサイズにあわせて4サイズありますが、WhaleTaleはワンサイズです。
でも写真のようにベルクロで止めるのでかなりしっかり装着できます。WhaleTaleを持ち上げるとカメラも一緒に持ち上がってしまうほど。

20070831-005.JPG

もう一つ私が気に入った点は、ベルクロベルトを使ってバッグのストラップに付けて持ち歩くことができますので、バッグのスペースを必要としないところです。(デモビデオでGary Fong氏もそうやっていました)
Lightsphereはバッグのスペースをかなり喰ってしまって困っていたので、これはかなり嬉しいポイントです。

両方を並べて見たところ。

20070831-32.JPG

WhaleTaleは上側のフラップを上げると、Lightsphereよりも高くなります。Gary Fong氏はビデオで、この状態だとWhaleTaleの2倍の高さ、と言っていますが、実際に光る部分だけだと1.5倍程度に思えます。

 
さて、もう一つは内蔵フラッシュ用のディフューザー「Puffer」です。
これもGary Fong氏が販売しているものです。

20070831-010.JPG

20070831-012.JPG

ホットシューに装着します。便利なのは、これを装着したままでフラッシュのポップアップができることです。つまり撮影時はフラッシュを使わなくてもずっと付けっぱなしにしておけるということです。

あと、全体が硬いプラスティックなので折りたたんだりはできませんが、マウント部分とディフューザー部分はばらばらにして保管できますので、それほどスペースは使いません。

効果のほどですが、数回の撮影で使ってみましたが、まあ無いよりはましかなという程度でしょうか。

ということで今回はこれまで。次回は実際に撮り比べた結果を紹介したいと思います。

2007年09月04日

Lightsphere vs WhaleTale vs Puffer 続き

さて、次はそれぞれのディフューザーを使用して撮った写真です。

本当は同じ写真で比べたかったのですが、言うこと聞かないモデルのため、少しずつ違うカットなのはご了承ください(笑)

まずは内蔵フラッシュを直射したもの。

20070831-050.jpg

次に内蔵フラッシュに「Puffer」を装着したもの。
20070831-052.jpg

大きな違いは見られませんが、クッションの影など少しはソフトな光になっているのがわかると思います。

 
次は外付けフラッシュAF540FGZを直射したもの。
20070831-053.jpg

さすがにかなり強い光があたっていますね。

 
さて、次はAF540FGZで天井バウンスしたもの。
20070831-054.jpg

フラッシュ光はかなりソフトになっていますが、顔に影ができているのが気になりますね。後ろの棚の下にも暗い影ができています。

 
次は「Lighsphere」を装着して天井バウンスしたものです。
20070831-056.jpg

ソフトなフラッシュ光が全体によくまわっています。

 
最後は「WhaleTale」を装着して天井バウンスしたもの。
20070831-058.jpg

Lightphereと同様に光が全体によくまわっています。上のLightsphereの場合よりも上からの光が若干強いですね。
これは上側のフラップをオープンにしたのでWhaleTaleよりも強い光が天井からバウンスされてあたっているからだと思います。
フラップをクローズ状態にしていれば上のLightsphereとほぼ同じ結果になっただろうと思います。

このように、ディフューズ効果自体はLightsphereとWhaleTaleで特に差は感じられませんが、WhaleTaleはフラップの調整で光の強さと向きをコントロールできるところがLightsphereと比べてよいところです。

(Lightphereでもドームと呼ばれる蓋のような部分を取り外したり、クロームドームと呼ばれるクロームメッキのドームに変えることで強めの光を出すことはできます。しかしWhaleTaleはフラップの向きを調整するだけで無段階に調整できます。)
 

以下、撮影時の共通データです。

 - Image Information - 
MakePENTAX Corporation
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
Lenssmc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
Focal Length43.0mm (64mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/60 sec
ApertureF4.0
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO100
White BalanceAUTO
FlashOn

2007年09月05日

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK、購入してしまいました。(米国では販売されていないようなので日本から取り寄せ)

20070904-019.JPG

比較用にFA77mm F1.8 Limitedと一緒に撮っていますが、いやあデカイですね、こいつは。

20070904-021.JPG

20070905-005.JPG

K10Dに装着した状態です。付属のフードも付けています。

どっしりと重いので構えた時のバランス的にはバッテリグリップを装着した方がいいです。
が、バッテリグリップ装着した状態ではレンズの重みで前に倒れてしまうので、この写真撮影用にはずしました(笑)

使用感ですが、ピントリングの動きが思ったよりスムーズではなかったです。
重いのはいいのですが、もう少し滑らかに動いてくれるともっと使いやすかったかな。
(もしかしたら個体不良かなぁ)

とりあえず絞り開放ばかりでいろいろと撮っていますが、やはりピント合わせがシビアで大変です。
最近あまりMFしてなかったのでしばらく修行が必要そうです。

撮った写真については次回のエントリでいくつかアップしたいと思います。

では。

2007年09月07日

Carl Zeiss Planar 1.4/85 ZK 続き

まずは各絞りでの比較。もっとボケがよくわかる背景のものもあったのですが、開放でピントを外していたのでボツです。
(開放ではピントが正確に合っているものはほとんどなく、かなり厳しいです。コンタクト作り直そうかと真剣に考えています。)

RAWで撮影、SilkyPix Developer Studio 3.0にて露出とホワイトバランスのみ補正、それ以外はすべてデフォルトで現像しました。

まずは絞り開放(Av:1.4, Tv:1/400)。イメージをクリックするとオリジナルサイズで見ることができます。

20070902-069.jpg

ちょっとピントが怪しい気がしますが、(オリジナルサイズでみると)少し甘い感じです。モニターいっぱいくらいのサイズでもシャープに見えますので、私的には十分使えるレベルです。

 
次はF2.0 (Av:2.0, Tv:1/200)。

20070902-070.jpg

1段絞っただけで私にはもう十分シャープです。

 
F2.8 (Av:2.8, Tv:1/100)。

20070902-071.jpg


 
F4.0 (Av:4.0, Tv:1/40)。少しブレています。

20070902-072.jpg


 
最後にF5.6 (Av:5.6, Tv:1/25)。これも口元がブレています。まあこのシャッター速度なので仕方ないかな。
リナにしてはよく動かないでいてくれた方(笑)

20070902-076.jpg


ということで、私的にはやはり開放~F2.0までの柔らかなボケ具合がなんとも言えず好きですね。背景の丸ボケを楽しむならF2.8~F4.0くらいでしょうか。

次回は手持ちのFA77mm、Jupiter-9と比較してみたいと思います。

以下、撮影時の共通データです。

 - Image Information - 
MakePENTAX Corporation
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance
FlashOff
Date Taken2007:09:02 14:48:41

2007年09月11日

Planar 1.4/85 vs FA77mm vs Jupiter-9

手持ちの画角の似たレンズで撮り比べてみました。

Jupiter-9の開放はかなり甘くたぶん比較にならないと思ったので、F2.8で比べてみました。
すべてRAW撮り、SilkyPix Developer Studio 3にて露出補正以外はデフォルト設定で現像しました。

1枚だけで結論を出せるものでもないと思いますが、あまり大きな差はないが、強いて選べばやっぱりPlanar 1.4/85がいいかなぁ、という感じです。

まず、Planar 1.4/85です。

20070902-078.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/125 sec
ApertureF2.8
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200

次にFA77mm。

20070902-082.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
Lenssmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
Focal Length77.0mm (115mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/60 sec
ApertureF2.8
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance

最後はJupiter-9。

20070902-084.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensMC JUPITER-9 85mm F2.0
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/125 sec
ApertureF
Exposure Adjust0.7
Metering ModeCenter-weighted average
ISO200
White Balance

ボケでは、Planarが一番柔らかく、FA77はもっとすっきりした感じ、Jupiter-9はちょっと重たげ。でも3本とも綺麗なボケだと思います。

コントラストはFA77が一番高く、Planarも十分、Jupiter-9はやはりちょっと低めですね。

発色は、特に肌の部分に関してPlanarが好きです。

ということで、3本とも良いのですが、1本だけ選ぶとしたら私はPlanarを選ぶと思います。

とは言え、FA77も決して手放したくはないレンズです。

Jupiter-9も悪くないのですが、使い勝手でかなりマイナスなので近いうちに売ってしまおうかと思っています。


参考までにほぼ同じ構図をPlanar開放で撮ったもの。

20070902-026.jpg

 - Image Information - 
ModelPENTAX K10D
SoftwareSILKYPIX(R) Developer Studio Version 3.0.11.3
LensCarl Zeiss Planar 1.4/85 ZK
Focal Length85.0mm (127mm in 35mm film)
Exposure ProgramAperture-priority AE
Shutter Speed1/400 sec
ApertureF1.4
Exposure Adjust0
Metering ModeMulti-segment
ISO200
White Balance

私的にはこれが一番好きです。

あと写真ブログ Photolog@SiliconValleyの方でもPlanar 1.4/85で撮った写真を随時アップしています。


2007年09月17日

iPhone

20070916-005.JPG

カメラにほぼ関係ない話題ですが、最近私の「おもちゃ」が2つ増えました。
そのうちの1つがこの「iPhone」。(ちなみにもう1つは車、これについてはまた後日)

あまりモバイルガジェットには興味の無い私ですが、このiPhoneについては知人のを触らせてもらって無性に欲しくなってしまいました。

と、タイミングよくアップルが一気に200ドルも値下げ。即購入しました。

週末ずっと使ってみましたが、いや本当に良いです。美しく、かつ操作も楽しい。

外出時にはGoogle Mapがナビ代わりになるし、ちょっとした暇つぶしにもなって便利です。

問題はけっこうな金額の月額使用料(60ドル)。他のところで少し節約しないと。
 
20070916-095.JPG

裏側も美しいです。200万画素のカメラも付いています。

 
20070916-113.JPG

あまりにも綺麗なので保護フィルム貼って、プラスティックの保護ケースに入れています。

保護ケース付けても何となく「スーパーヨーヨー」っぽくてけっこう気に入っています(笑)

 
20070916-106.JPG

Photolog@SiliconValleyも問題なく表示できます。

日本語入力は標準ではできませんが、Webアプリを使うことでとりあえず入力はできています。

次回のソフトウェアアップデートで日本語入力がサポートされるという噂もあって、そうなるとますます便利になるなぁ。

 
最後にiPhoneで撮った写真。
IMG_0021.jpg

それほど明るくない室内でこのくらいに撮れればまあOKかなという感じです。

 
日本では来年ソフトバンクから発売されるようですが、iPod Touchの方が先に発売されますし、モバイルガジェットで先を行く日本では米国のように大ヒットすることはないような気がします。

では。

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